ロシア有力紙 民間軍事会社「ワグネル」の創設者プリゴジン氏の写真を掲載 反乱後も一定の影響力を保持か|TBS NEWS DIG
ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアによる攻撃が続く中、中部の前線や大聖堂などが被害を受けた南部オデーサを訪れました。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「我々の精神は強い。ロシアのテロよりも」
23日の攻撃で大きな被害を受けた大聖堂。世界遺産に指定されたオデーサの歴史地区にあります。
ゼレンスキー氏はオデーサに先立ち、中部ドニプロなども訪れ、医療従事者たちに感謝の意を改めて示すとともに、防空システムの強化を訴えました。
こうした中、ロシアのプーチン大統領はウクライナ軍の反転攻勢について。
ロシア プーチン大統領
「敵はどの戦地でも目的を達成できていない」
攻勢は南部を中心に激化しているものの、相手に「大きな損害を与えた」と主張。
これに対しウクライナの国防次官は「東部でロシア軍の攻撃を撃退した」としていて、激しい戦闘が続いています。
一方、ロシアの有力紙は27日、民間軍事会社「ワグネル」の創設者プリゴジン氏が、アフリカ諸国との国際会議が行われているサンクトペテルブルクに現れ、高官とみられる人物と握手しているとする写真を掲載しました。
プリゴジン氏がアフリカ西部・マリなどの代表と会談したとしていて、反乱後も一定の影響力を保持している可能性があります。
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