キーウなどに大規模ミサイル攻撃 5人死亡130人けが 年末からロシア軍が攻撃強化(2024年1月3日)
ウクライナの首都キーウなどにロシア軍の大規模なミサイル攻撃があり5人が死亡、130人がけがをしました。年末からロシア軍はミサイルやドローンを使った攻撃を強めています。
ウクライナ当局によりますと、2日、首都キーウと第2の都市・東部ハルキウにロシア軍の大規模なミサイル攻撃がありました。
住宅などに直撃する被害があり、2日夜現在、5人が死亡し、130人がけがをしているということです。
ゼレンスキー大統領はSNSで、「さまざまな種類のミサイルが100発近く打ち込まれ、少なくとも70発を撃墜した」と明らかにしました。
一方、ロシア国防省は、攻撃は西側諸国が供与した兵器の保管場所や軍事工場を狙ったもので、「すべての目標を破壊した」と発表しました。
ロシアは年末からウクライナへの攻撃を強化しています。
先月30日には、東部ハルキウで外国メディアが滞在するホテルが攻撃を受け、ドイツのテレビ局の女性通訳がけがをしたほか、今月1日には90機のイラン製ドローンによる攻撃があり、南部オデーサで破片が住宅に落下し死者が出ています。
一方、東部ドネツク州の一部を実効支配する自称「ドネツク人民共和国」の、デニス・プシーリン氏は1日、ウクライナ側からの砲撃で4人が死亡、13人がけがをしたと明らかにするなど、年末年始も攻撃の応酬が続いています。
[テレ朝news]