鎌倉武士の大鎧で準実戦級の弓力30kgを引く・大鎧騎乗会2021年12月12日、紅葉台木曽馬牧場

「鎌倉もののふ隊」からお借りした大鎧を着用して、弓力の弱い弓と、30kgの強い弓で蟇目鏑(ひきめかぶら)矢を放ち、兜を脱いで後三年烏帽子を被り、顔面を守る面具の半頭(はつぶり、はっぷり)を着けて木馬から追物射(おものい、左斜め前方への弓射)、押捩り(おしもじり、左斜め後方への弓射)を練習した後、大鎧着用で速歩(はやあし)の追物射流鏑馬を試みた。 映像を見ていただければわかるように、鎧兜着用で弓を引くと、色々な物が引っかかり、邪魔をしてくる。特にの弱い弓を引尺いっぱいに引こうとすると、あっちこっち気にしてもぞもぞしながら引くことになってしまった。次に準実戦級30kgの弓、弱い弓で何度か矢を放って慣れていたこともあるが、強い弓なら鎧のそっちこっちに引っかからない程度に引いて離しても威力があるので、すんなり引けて具合が良かった。おそらく鎌倉武士が実戦に使っていたと思われる40kg超の弓なら、なお良かったはずだ。 2021年12月12日、紅葉台木曽馬牧場で、甲冑装束騎乗会と鎌倉もののふ隊の主催で行われた第四回大鎧騎乗会での撮影。参加者は募集定員いっぱいの12名でした。
Back to Top