「~にすぎない」の使い方&問題 #JLPT #N2 #日本語の勉強
日本語の「~にすぎない」という表現の使い方です。
日本語のテキストを見て、「こんな言い方、本当に使うの?」と思ったことはありませんか?
使います。使われているから、私たちは意味がわかるんです。テキストに載っているんです。
このチャンネルでは、本当の、自然な使い方を紹介していきます。楽しく学んでいきましょう!
■このチャンネルの動画は、日本語指導が必要な児童生徒に対する学習支援につなげていくために作成しています。
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■代表者:松本励(まつもとれい)
日本語教師になったのは、2005年です。中国や日本の日本語学校で働いてきました。
今は日本語教師養成講座の講師(日本語教師になりたいという人の先生)もしています。
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〈例1〉
A:なかなかいいんじゃない?
B:大丈夫そうですか。
A:うん、いいと思う。さすがね。
B:いや、それはこの間いっしょに話してたことをまとめたにすぎませんから。
そんなに大したことじゃありませんよ。
A:でも、これはうまくいくと思うよ。
B:いや、でも、今の段階では細かいことが決まってないので、まだ単なる思いつきにすぎませんし、これからもう少し細かいことを詰めていきます。
A:そうね、楽しみにしてるね。
B:はい、またアドバイスお願いします。
〈例2〉
A:本当に入試、大丈夫なの?
B:大丈夫だよ。ちゃんと勉強してるし。
A:勉強してるのは知ってるよ。でも、あんまり成績上がってきてないんでしょ。
B:うん、だから、こうして毎日長い時間やってるんじゃん。
A:どんなに毎日長い時間勉強して頑張ってるぞって言っても、結果が何にも変わってないんだったら、ただの自己満足にすぎんじゃん。
B:うるさいなあ。ほっといてよ。お兄ちゃん、あっち行って。
A:ほんと、真剣に、やり方を変えたりしないといかんと思うよ。
〈例3〉
A:誕生日プレゼント買いに行きたいから、今日はすぐに帰りますね。
B:誕生日?誰の?
A:この子です。
B:ああ、ほんとに大事にしてるよね。
A:ええ、他の人からしたらただの一匹の猫にすぎませんけど、私にとってはかえけがえのない大切な家族なんですよ。ね、見てください。これ、ほんと、かわいいと思いませんか。
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