ロシア銃撃テロ 死者139人に “犯行は18分間”生存者語る【スーパーJチャンネル】(2024年3月26日)
■ロシア“銃撃テロ”死者139人に
わずか18分間の犯行だったことが分かりました。
モスクワ郊外でコンサート会場が襲撃された事件。ロシアの独立系メディア「インサイダー」によりますと、犯行グループが車で現場に到着したのが22日午後7時55分です。犯行グループはすぐさま発砲を開始。そして午後8時13分には車に乗り込み、立ち去ったということです。
銃撃の間、犯行グループがバックパックに入れた燃料をまき、火を放ったとも報じています。
ロシアの連邦捜査委員会は25日、死者が子ども3人を含む139人に増え、負傷者は182人に上ると明らかにしました。
■“犯行は18分間”生存者が語る
生存者の証言は当時の混乱と恐怖を伝えます。
現場にいた人
「上の方で銃声が聞こえ始めたんです。椅子の後ろに隠れて、銃声が止まってからロビーに出ました。非常階段にたどり着きましたが、上に行っても下に行っても出られなくて、すでに火災も起きていました。そこで気を失ったんです」
「銃声が響き始めて、どんどん数が増えて、どんどんホールに近付いてきたんです。どこに行けばいいのか、何をすればいいのか分からないのが、とても怖かったです」
ロシア連邦保安庁は25日、実行犯とされる4人とは別に、新たに7人の容疑者を拘束したと発表しました。
同じ日、プーチン大統領も初めて犯行がイスラム過激派によるものだと認めました。
ロシア プーチン大統領
「我々は、この犯罪がイスラム過激派の手によって行われたことを知っている」
ただ、依然として根拠を示さずに、ウクライナや西側諸国が関与した可能性があるとも主張しています。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2024
[テレ朝news]